真田幸隆 さなだ-ゆきたか
1513-1574 戦国-織豊時代の武将。
永正(えいしょう)10年生まれ。真田昌幸(まさゆき)の父。信濃(しなの)(長野県)海野(うんの)から真田郷に移住し,海野姓から真田姓にあらためる。天文(てんぶん)13年武田信玄につかえ,村上義清や越後(えちご)(新潟県)の上杉謙信とたたかう。のち上野(こうずけ)(群馬県)に転戦,武田氏の勢力圏をひろげた。天正(てんしょう)2年5月19日死去。62歳。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の真田幸隆の言及
【真田氏】より
…1400年(応永7)の大塔合戦で戦った者の中に実田(さなだ)氏が見られる。戦国時代,真田幸隆は甲斐の武田信玄に属し,武田氏の信濃攻略に大きな役割を果たした。幸隆のあとは信綱が継ぎ,信玄,勝頼に仕えたが,1575年(天正3)の長篠の戦で弟昌輝とともに討死した。…
※「真田幸隆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 