日本歴史地名大系 「真菰ヶ池」の解説 真菰ヶ池まこもがいけ 長野県:伊那市貝沼村真菰ヶ池[現在地名]伊那市大字富県 貝沼北西に三峰(みぶ)川や天竜川の流れを望むなだらかな山麓台地上にあり、鴛鴦伝説で知られる。近くには縄文時代の御殿場(ごてんば)遺跡もある。現在は池はなくなり、小さな公園として保存されている。真菰ヶ池の初見は元文六年(一七四一)成立の宮崎言周「信州伊奈郡郷村鑑」の「里方殿島の東 甲斐沼(中略)此里ニまこもが池ト云名所有」であろう。天明四年(一七八四)三月二五日、この地を訪れた菅江真澄はその著「すわのうみ」に、<資料は省略されています>と記している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by