真鍋家住宅(読み)まなべけじゆうたく

日本歴史地名大系 「真鍋家住宅」の解説

真鍋家住宅
まなべけじゆうたく

[現在地名]川之江市金生町山田井 切山

現川之江市街から約八キロ、讃岐国境に近く、深山に囲まれた谷底切山きりやま集落にある。

現所有者は安徳天皇を守護した真鍋次郎平清房から一五代目にあたるといわれる。当家には江戸時代初期の村高帳が保存されており、住宅は一六世紀末から一七世紀初めにかけての建築で全国的にも最も古く保存の良い民家遺構といわれ、重要文化財に指定されている。

住宅は三間取型民家で六八、九平方メートル、茅葺、栗材使用、桁行五間、梁行三間で平入農家。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「真鍋家住宅」の解説

真鍋家住宅

愛媛県四国中央市にある住宅。18世紀初めに建てられたとされる。国指定重要文化財。

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