朝日日本歴史人物事典 「真鍋斌」の解説
真鍋斌
生年:嘉永4.12.5(1851.12.27)
明治期の陸軍軍人。長州(萩)藩士真鍋安信の長男。明治4(1871)年陸軍青年学舎を卒業して少尉任官。以後主に陸軍省内にあって,総務局武学課長,軍務局第1軍事課長,総務局人事課長などを歴任した。38年中将に進む。陸軍長州閥の一員。日露戦争(1904~05)中は留守第5師団長として活躍,戦後その功により男爵。41年予備役編入,貴族院議員。
(山崎有恒)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報