真鍋斌(読み)マナベ アキラ

20世紀日本人名事典 「真鍋斌」の解説

真鍋 斌
マナベ アキラ

明治・大正期の陸軍中将,男爵 貴院議員。



生年
嘉永4年12月5日(1851年)

没年
大正7(1918)年12月14日

出生地
長門国萩(山口県)

学歴〔年〕
陸軍青年学舎〔明治4年〕卒

経歴
明治5年陸軍少尉に任官、西南・日清戦争に出征して戦功をたて、38年陸軍中将に昇進。40年日露戦争の功により男爵を賜わる。その間、第4師団参謀長、陸軍大臣副官、歩兵第9旅団長、留守第5師団長など歴任し、41年予備役編入。44年〜大正7年貴院議員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

朝日日本歴史人物事典 「真鍋斌」の解説

真鍋斌

没年:大正7.12.14(1918)
生年:嘉永4.12.5(1851.12.27)
明治期の陸軍軍人長州(萩)藩士真鍋安信の長男。明治4(1871)年陸軍青年学舎を卒業して少尉任官。以後主に陸軍省内にあって,総務局武学課長,軍務局第1軍事課長,総務局人事課長などを歴任した。38年中将に進む。陸軍長州閥の一員。日露戦争(1904~05)中は留守第5師団長として活躍,戦後その功により男爵。41年予備役編入,貴族院議員

(山崎有恒)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真鍋斌」の解説

真鍋斌 まなべ-あきら

1851-1918 明治-大正時代の軍人。
嘉永(かえい)4年12月5日生まれ。陸相副官,歩兵第九旅団長などを歴任。明治38年陸軍中将。貴族院議員。大正7年12月14日死去。68歳。長門(ながと)(山口県)出身。名は「たけし」ともよむ。

真鍋斌 まなべ-たけし

まなべ-あきら

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android