眺め入る(読み)ナガメイル

デジタル大辞泉 「眺め入る」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐い・る【眺め入る】

[動ラ五(四)]
じっと熱心に見る。見入る。「子供寝顔を―・る」
深く物思いにふけりながら見る。
夕暮の空を―・りてふし給へる所に」〈夕霧
[類語]見入る見とれる見ほれる眺める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眺め入る」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐い・る【眺入】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ある物に目をとめてながめる。深く物思いにふける。
    1. [初出の実例]「夕暮の空をながめいりてふし給へる所に」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android