眺め入る(読み)ナガメイル

デジタル大辞泉 「眺め入る」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐い・る【眺め入る】

[動ラ五(四)]
じっと熱心に見る。見入る。「子供寝顔を―・る」
深く物思いにふけりながら見る。
夕暮の空を―・りてふし給へる所に」〈夕霧
[類語]見入る見とれる見ほれる眺める

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精選版 日本国語大辞典 「眺め入る」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐い・る【眺入】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ある物に目をとめてながめる。深く物思いにふける。
    1. [初出の実例]「夕暮の空をながめいりてふし給へる所に」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)

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