眼孔(読み)ガンコウ

デジタル大辞泉 「眼孔」の意味・読み・例文・類語

がん‐こう【眼孔】

眼球の入っている穴。眼窩がんか
見識の広さ。物事を見通す能力。「眼孔大なる人」

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精選版 日本国語大辞典 「眼孔」の意味・読み・例文・類語

がん‐こう【眼孔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 眼球のあるあな。また、眼そのもの。
    1. [初出の実例]「馬の顔には大きな眼孔がぽっかり開いてゐる」(出典:死刑宣告(1925)〈萩原恭次郎〉父上の苦しみ給ひし事を苦しまむ)
  3. 転じて、物を見通す範囲、能力。見識。
    1. [初出の実例]「これ等の人の眼孔よりこれを観れば」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐安祿山〕

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普及版 字通 「眼孔」の読み・字形・画数・意味

【眼孔】がんこう

見識。

字通「眼」の項目を見る

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