眼球使用困難症候群

共同通信ニュース用語解説 「眼球使用困難症候群」の解説

眼球使用困難症候群

神経の異常でまぶたの開閉が自由にできない「眼瞼がんけんけいれん」のほか、極度のまぶしさを感じて目が開けられないといった症状の総称。診断基準は確立しておらず、患者数の正確なデータはない。重度の場合、真っ暗な部屋で終日過ごさざるを得ない例もある。原因ははっきりしないが、電子機器の見過ぎ、睡眠導入剤や抗不安薬の服用などの影響が指摘されている。視力や視野に異常がないと、現行の基準では障害者手帳は対象外で、障害年金も受け取りにくいという問題がある。

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