精選版 日本国語大辞典 「終日」の意味・読み・例文・類語
ひめむす【終日】
〘名〙 「ひめもす(終日)」の変化した語。〔観智院本名義抄(1241)〕
※信心録(ヒイデスの導師)(1592)三「ゲラウ ナドワ fimemusu(ヒメムス) ヒトニ ヤトワレ」
ひめもそ【終日】
〘名〙 「ひめもす(終日)」の変化した語。
※米沢本沙石集(1283)一〇末「自証の時は、終日(ヒメモソ)に説(とけ)ども不レ説、利他の時、無説の処に終日説也」
ひ‐すがら【終日】
〘名〙 朝から晩まで。しゅうじつ。一日中。ひもすがら。
※曾丹集(11C初か)「あらかねの としの日かずを かぞへつつ すがのねの 長しと思ふ 春のひすから」
ひ‐も‐すがら【終日】
〘名〙 一日中ずっと。
※俳諧・寛保四年歳旦帖(1744)「古庭に鶯啼きぬ日もすがら」
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