瞑色(読み)メイショク

デジタル大辞泉 「瞑色」の意味・読み・例文・類語

めい‐しょく【×瞑色/冥色】

うす暗い色。夕暮れ時のほの暗い色。暮色。「―が漂う」

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精選版 日本国語大辞典 「瞑色」の意味・読み・例文・類語

めい‐しょく【瞑色・冥色】

  1. 〘 名詞 〙 うす暗い色。闇の迫ったほの暗い色。暮色。
    1. [初出の実例]「冥色分高漢、雷声過遠山」(出典新編覆醤集(1676)二・驟雨)
    2. 「何処となく云はれぬ境に一種の瞑色(メイショク)が漂って居て」(出典:ふらんす物語(1909)〈永井荷風巴里のわかれ)
    3. [その他の文献]〔謝霊運‐石壁精舎還湖中作詩〕

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普及版 字通 「瞑色」の読み・字形・画数・意味

【瞑色】めいしよく

暮色。唐・呉融〔西陵夜居〕詩 汀にち 瞑色、柴(さいけい)に入る

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