矢川澄子(読み)やがわ すみこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢川澄子」の解説

矢川澄子 やがわ-すみこ

1930-2002 昭和後期-平成時代の小説家,詩人
昭和5年7月27日生まれ。渋沢竜彦と離婚後,44年ごろから創作活動にはいり,短編集「架空の庭」でデビュー。また美術書や児童書の翻訳も手がけ,おおくの訳書がある。平成14年5月29日自殺。71歳。東京出身。東京女子・学習院大卒,東大中退。詩集に「ことばの国のアリス」,評論集に「反少女の灰皿」,翻訳にエンデ「サーカス物語」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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