矢野幸賢(読み)やの ゆきやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢野幸賢」の解説

矢野幸賢 やの-ゆきやす

1814-1896 江戸後期-明治時代の武士
文化11年生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。長崎勤番をへて家老となり,尊攘(そんじょう)派の中心として藩論統一につとめる。慶応元年佐幕派の台頭により免職,幽閉となるが,のち藩大参事をつとめた。明治29年6月15日死去。83歳。通称は六太夫。号は梅庵

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android