知恵ゆえの悲しみ(読み)ちえゆえのかなしみ(その他表記)Gore ot uma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「知恵ゆえの悲しみ」の意味・わかりやすい解説

知恵ゆえの悲しみ
ちえゆえのかなしみ
Gore ot uma

ロシアの劇作家外交官 A.グリボエードフ戯曲。 1822~24年執筆。4幕。喜劇全編が詩の形で書かれ,三一致法則が守られ,形式は擬古典主義を踏襲しているが,作品の根底にはリアリズムの精神が一貫して流れ,19世紀初めのロシアの上流階級偽善貪欲,無知と怠惰が的確に描き出されている。 29年のペテルブルグボリショイ劇場で初演,33年に出版されたが,検閲のため原作どおりの上演は 69年,出版は 75年。

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