知行寺(読み)チギョウデラ

精選版 日本国語大辞典 「知行寺」の意味・読み・例文・類語

ちぎょう‐でらチギャウ‥【知行寺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幕府から寺領として知行所を与えられている寺院。門跡、准門跡寺院、各宗本山、その他由緒ある寺などに多い。
    1. [初出の実例]「数百余人の夜討強盗 一構郷里をへだつ知行寺」(出典:俳諧・信徳十百韻(1675))
    2. 「知行(チギャウ)寺の外はかく旦那機嫌とらるる事出家に似合ざるとも申難し」(出典浮世草子西鶴織留(1694)五)
  3. だんなでら(檀那寺)
    1. [初出の実例]「おとくいの知行寺(チギャウデラ)其外問屋方をありかせ」(出典:浮世草子・世間子息気質(1715)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む