デジタル大辞泉 「知行盗人」の意味・読み・例文・類語 ちぎょう‐ぬすびと〔チギヤウ‐〕【知行盗人】 知行を受けながら、それだけの才能や功績のない者をののしっていう語。禄ろく盗人。「枕刀に手も掛けず、あまっさへ秘書まで奪はれ、打ち殺されたは―」〈伎・幼稚子敵討〉[類語]位くらい盗人・穀ごく盗人・禄ろく盗人・給料泥棒・月給泥棒 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「知行盗人」の意味・読み・例文・類語 ちぎょう‐ぬすびとチギャウ‥【知行盗人】 〘 名詞 〙 知行を受けながら、それだけの功績や働きのない者をののしっていう語。祿盗人。[初出の実例]「祿を受、身を私するは、諺に云、知行ぬすびとと云なるべし」(出典:太閤記(1625)二〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例