穀盗人(読み)ゴクヌスビト

デジタル大辞泉 「穀盗人」の意味・読み・例文・類語

ごく‐ぬすびと【穀盗人】

江戸時代、なんの役にも立たずに、俸禄だけをもらって過ごしている者をののしっていう語。ろくぬすびと。ごくつぶし。
[類語]くらい盗人知行ちぎょう盗人ろく盗人給料泥棒月給泥棒

こく‐ぬすと【穀盗人/穀盗】

甲虫目コクヌスト科の昆虫体長約8ミリ。体は楕円形で平たく、濃褐色から赤褐色。世界共通種で、主に米穀害虫
コクヌスト科の昆虫の総称。体は卵形から長形で多少平たい。多くは樹皮下にいる。肉食植物食

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精選版 日本国語大辞典 「穀盗人」の意味・読み・例文・類語

ごく‐ぬすびと【穀盗人】

  1. 〘 名詞 〙 才能功労もないのに、ただ扶持米(ふちまい)をもらっているものをののしっていう語。ごくつぶし。祿盗人穀賊
    1. [初出の実例]「ヤイ、病からげのごく盗人」(出典:浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)上)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「穀盗人」の解説

穀盗人 (コクヌスト)

学名Tenebroides mauritanicus
動物。コクヌスト科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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