知里高央(読み)チリ タカナカ

20世紀日本人名事典 「知里高央」の解説

知里 高央
チリ タカナカ

昭和期の教育者



生年
明治40(1907)年4月15日

没年
昭和40(1965)年8月25日

出生地
北海道幌別郡幌別村

学歴〔年〕
小樽高商卒

経歴
室蘭商業学校、小樽高商を経て、一時、ジョン・バチュラー博士宅で家庭教師をする。戦後、幌別中学校教諭、室蘭高校、江差高校の教諭として英語を教える。昭和36年言語学者の弟の死後、本格的にアイヌ語の語彙研究に取り組むが、未完成のうちに没する。共著に「アイヌ語絵入り辞典」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「知里高央」の解説

知里高央 ちり-たかなか

1907-1965 昭和時代の教育者。
明治40年4月15日生まれ。知里ナミ長男知里幸恵(ゆきえ)の弟。知里真志保(ましほ)の兄。イギリス人宣教師バチェラー家の家庭教師,幌別中学などの教師をつとめ,またアイヌ語の語彙研究に従事した。昭和40年8月25日死去。58歳。北海道出身。小樽高商(現小樽商大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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