短気は損気(読み)タンキハソンキ

デジタル大辞泉 「短気は損気」の意味・読み・例文・類語

短気たんき損気そんき

短気を起こすと、結局は自分の損になる。「損気」は「短気」に語呂を合わせたもの。短気をいましめた言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「短気は損気」の意味・読み・例文・類語

たんき【短気】 は 損気(そんき)

(「損気」は、「短気」に語呂を合わせて作られた語) 短気を起こすと結局は自分の損になる。短気をいましめたもの。
※俳諧・毛吹草(1638)二「かけむまにむち たんきはそんき」

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ことわざを知る辞典 「短気は損気」の解説

短気は損気

短気を起こすと、結局は自分が損をする。一時感情にかられて行動したり、結論を急いではならない。

[使用例] 「来やはらへんかて、かめしまへん」泰子のうち沈んでいうのに、「そんな短気は損気やわ。あたし、こんなにやきもきしたげてるのに」[横光利一家族会議|1935]

[解説] 「損気」は、「短気」に語呂を合わせて印象を強めています。

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