短気は損気(読み)タンキハソンキ

デジタル大辞泉 「短気は損気」の意味・読み・例文・類語

短気たんき損気そんき

短気を起こすと、結局は自分の損になる。「損気」は「短気」に語呂を合わせたもの。短気をいましめた言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「短気は損気」の意味・読み・例文・類語

たんき【短気】 は 損気(そんき)

  1. ( 「損気」は、「短気」に語呂を合わせて作られた語 ) 短気を起こすと結局は自分の損になる。短気をいましめたもの。
    1. [初出の実例]「かけむまにむち たんきはそんき」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「短気は損気」の解説

短気は損気

短気を起こすと、結局は自分が損をする。一時感情にかられて行動したり、結論を急いではならない。

[使用例] 「来やはらへんかて、かめしまへん」泰子のうち沈んでいうのに、「そんな短気は損気やわ。あたし、こんなにやきもきしたげてるのに」[横光利一家族会議|1935]

[解説] 「損気」は、「短気」に語呂を合わせて印象を強めています。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android