デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井孫兵衛」の解説 石井孫兵衛 いしい-まごべえ 1827-1899 幕末-明治時代の能楽師大鼓方。文政10年生まれ。石井流をつぎ,京都在住のまま加賀金沢藩につかえる。金剛流の立方(たちかた)にも習熟し,明治の初め金剛謹之輔をおしえる。11年ごろから東京の能楽界で活躍,名人といわれた。明治32年1月21日死去。73歳。嫡子が早世していたため石井宗家はたえた。名は景行。号は一斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例