石井鼎湖 いしい-ていこ
1848-1897 幕末-明治時代の画家。
嘉永(かえい)元年3月生まれ。鈴木鵞湖(がこ)の次男。父に日本画をまなぶ。陶工三浦乾也(けんや)の養子となり,ついで石井仏心の家をつぐ。明治3年大蔵省にはいり,のち紙幣寮で紙幣,公債証書の図案作成に従事。22年明治美術会の設立に参加。日本美術協会展などで受賞をかさねた。歴史画を得意とした。明治30年11月2日死去。50歳。江戸出身。本名は重賢。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 