石作玉作神社(読み)いしつくりたまつくりじんじや

日本歴史地名大系 「石作玉作神社」の解説

石作玉作神社
いしつくりたまつくりじんじや

[現在地名]木之本町千田

湧出ゆるぎ山の南東、旧北国街道沿いに鎮座する。「延喜式」神名帳の伊香いか郡「石作イシツクリノ神社」「玉作タマツクリノ神社」に比定される二社が合祀されたもの。祭神天火明あめのほあかり(石作部連の祖)玉祖たまのや(玉作連の祖)。相殿に八幡神を祀る。「三代実録」貞観七年(八六五)三月二八日条に「伊香郡人、石作部広継女」とみえ、伊香郡に石棺を製作した石作部の子孫が在住し、彼らが石作神社を奉祀したと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android