石切小原村(読み)いしきりおわらむら

日本歴史地名大系 「石切小原村」の解説

石切小原村
いしきりおわらむら

[現在地名]鶴来町日吉町ひよしまち

後高しりたか(六四七メートル)西麓に位置し、北は平等寺びようどうじ川を隔てて鶴来村。かつては小原村と記される。往古から石切商売が盛んであったのが村名由来という(加賀志徴)。「白山宮荘厳講中記録」には、文明六年(一四七四)七月二四日条に「於小原山龍蔵寺白山拝殿、狩野入道小杉腹キリ畢」と記される。「加賀志徴」の引く本願寺派諸寺系図によると、三河本証ほんしよう(現愛知県安城市)の定誓の弟子公誓が「石川郡剣村内小原村」に居住している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む