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石坂周造 いしざか しゅうぞう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

石坂周造 いしざか-しゅうぞう

1832-1903 明治時代の実業家。
天保(てんぽう)3年1月1日生まれ。石坂宗哲の養子。山岡鉄舟の義弟。尊攘(そんじょう)運動にくわわる。明治4年長野石炭油を創立し,石油採掘業をはじめる。アメリカから鋼索式掘削機械を導入したが,失敗をかさねる。32年新潟県西山で採油に成功,開発鉱区をほかの業者に開放した。明治36年5月22日死去。72歳。信濃(しなの)(長野県)出身。本姓は渡辺。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

石坂周造

没年:明治36.5.22(1903)
生年:天保3.1.1(1832.2.2)
明治時代の石油採掘業の先駆者。幕医石坂宗哲の次男。江戸深川生まれ。尊王攘夷に加わり幾度か投獄。明治3(1870)年釈放後,義兄山岡鉄舟の尽力で翌年8月,長野石炭油会社を資本金3万円で設立,善光寺付近で手掘りを開始。前アメリカ函館領事A.C.ダンを雇い綱掘機械を輸入,華族資金も加え15万円の石油会社(社名)に発展するが失敗。11年3月解散。静岡でも失敗。22年9月新潟県西山油田鎌田3号井でようやく成功するが,鉱区を独占せず業者に開放するなど計画の甘さがみられた。<参考文献>日本石油編『日本石油史』『日本石油百年史』

(小林正彬)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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