デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石城東山」の解説 石城東山 いしがき-とうざん 1834-1867 幕末の儒者,尊攘(そんじょう)運動家。天保(てんぽう)5年生まれ。江戸で日尾荊山(けいざん)にまなぶ。嘉永(かえい)5年故郷信濃(しなの)(長野県)で高島藩の儒者石城南陔(なんがい)の孫の養子となり,藩校長善館でおしえる。尊王攘夷(じょうい)をとなえて脱藩。江戸で活動中に捕らえられ,慶応3年9月獄死した。34歳。本姓は北沢。名は義臣。通称は一作。変名は田中敬助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例