最新 地学事典 「石墨鉱床」の解説
せきぼくこうしょう
石墨鉱床
graphite deposit
黒鉛鉱床とも。主に先カンブリア紀の片麻岩,結晶片岩,結晶質石灰岩中とこれらに貫入したペグマタイト中に,鱗片状結晶で鉱染状,脈状,レンズ状,ポケット状に産出。また微粒~非晶質土状石墨を主とする層状鉱床もあり,石炭層から形成されたと考えられる。雲母類,石英,ざくろ石,コランダム,電気石,磁鉄鉱,透輝石,珪灰石を伴う。世界年産量は100万t(2021年),主産国は中国(82%),ブラジル,モザンビーク,ロシア,マダガスカル。
執筆者:平野 英雄・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

