石子詰(読み)イシコヅメ

デジタル大辞泉 「石子詰」の意味・読み・例文・類語

いしこ‐づめ【石子詰(め)】

中世から近世にかけ、地に穴を掘って罪人を入れ、小石で埋め殺した刑罰。多く、私刑として行われた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石子詰」の意味・読み・例文・類語

いしこ‐づめ【石子詰】

  1. 〘 名詞 〙 中近世の頃の処刑一つ。罪人を穴に入れ、小石を詰めて圧殺したといわれる。多く私刑として各地方で行なわれた。施行推移など未詳。石子積み
    1. [初出の実例]「八大ぢごくの石(イシ)こづめにせよ」(出典:咄本・初音草噺大鑑(1698)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android