石山祭(読み)いしやままつり

精選版 日本国語大辞典 「石山祭」の意味・読み・例文・類語

いしやま‐まつり【石山祭】

  1. 〘 名詞 〙 近江国滋賀県石山寺で三月一日から三日間行なわれた祭礼境内の三十八所明神、寺辺村にある新宮明神、国分村の近津尾八幡宮の祭礼の総称。現在の大津市新宮神社の節句祭のことで、近世までは仁王八講、狂言獅子舞(ししまい)などがあって盛大であった。《 季語・春 》〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む