事典 日本の地域ブランド・名産品 「石川の和紙」の解説
石川の和紙[紙工芸・和紙]
いしかわのわし
主に金沢市・能美郡川北町・輪島市で製作されている。江戸時代、献上紙漉き場として加賀藩の庇護を受け、金沢市二俣では加賀奉書・杉原紙など高級公用紙が漉かれていた。1784(天明4)年には、敦賀から製法を学び能美郡川北町で雁皮紙が漉き始められた。現在、石川県内で漉かれる和紙には金沢市の西ノ内紙、川北町の雁皮紙、輪島市の画仙紙などがある。石川県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報