石川不二子(読み)いしかわ ふじこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川不二子」の解説

石川不二子 いしかわ-ふじこ

1933- 昭和後期-平成時代の歌人
昭和8年11月22日生まれ。昭和25年竹柏会にはいり佐佐木信綱に師事する。東京農工大を卒業後,集団共同開拓農場に入植し,48年岡山県に鳴滝農場を設立。52年「牧歌」で現代短歌女流賞。平成元年「鳩子」で短歌研究賞。21年「ゆきあひの空」で迢空(ちょうくう)賞,前川佐美雄賞。情感ゆたかな生活詠に特色がある。歌誌「心の花」の選者。神奈川県出身。本名は黒井不二子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む