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石川城 いしかわじょう

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日本の城がわかる事典の解説

いしかわじょう【石川城】

青森県弘前市にあった、南部家中興の祖南部信直の父の石川高信(南部高信)の居城。平川左岸の丘陵先端に築かれた平山城である。現在、大仏公園となっている場所にあった大仏ヶ鼻(だいぶつがはな)城(石川大仏ヶ鼻城)を中心に、合計13の郭が連なる大規模な城である。1334年(建武1)に築城されたと伝わるが詳細は不明。高信は1533年(天文2)、津軽郡代として、この城を居城としたが、1571年(元亀2)に大浦為信(後の津軽為信)の急襲を受けて落城、石川高信は自害し、その後は津軽氏の所有の城となったが、弘前城の築城により廃城となった。かつて、この城は石川十三館と呼ばれ、13の館によって成り立っていたといわれるが、この城は、その東南部に位置する大仏ヶ鼻館(石川館)で、本郭・二ノ郭・三ノ郭と腰郭からなっており、北側に大手門、西側に搦手(からめて)門があった。大仏公園には郭跡や土塁、大手門跡が残っている。石川館以外の12館は現在果樹園や宅地となっており、旧状を留めていない。JR奥羽本線石川駅から徒歩約10分、または弘南鉄道大鰐線石川駅から徒歩約3分。◇石川楯とも呼ばれる。また、13の郭を総称して石川十三館、石川十三楯、岩館十三楯ともいわれる。大仏ヶ鼻城は、13郭の中心をなす郭の名前である。

出典|講談社
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