石川康通(読み)いしかわ やすみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川康通」の解説

石川康通 いしかわ-やすみち

1554-1607 織豊-江戸時代前期の大名
天文(てんぶん)23年生まれ。石川家成(いえなり)の長男徳川家康家臣。天正(てんしょう)8年父の跡をついで遠江(とおとうみ)(静岡県)掛川城主。18年家康の関東入りにしたがい,上総(かずさ)鳴渡(なると)(千葉県成東)に2万石をあたえられた。関ケ原戦いでは清洲(きよす)城をまもり,佐和山城攻略にくわわり,慶長6年美濃(みの)(岐阜県)大垣藩主石川家初代となる。5万石。慶長12年7月26日死去。54歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android