石川流(読み)いしかわりゅう

精選版 日本国語大辞典 「石川流」の意味・読み・例文・類語

いしかわ‐りゅう いしかはリウ【石川流】

〘名〙
書道、志津摩流の一派享保一七一六‐三六)頃、佐々木志津摩の門人、石川勘介栢山の始めたもの。
② (宇都宮の釣り天井の変の時、徳川家光の家来石川八左衛門が一人家光江戸までかつぎもどったという伝説から) 戻駕籠(もどりかご)を一人でかつぐことをいう。
※雑俳・柳多留‐六三(1813)「石川流にかついでくもどり駕」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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