石川錦織許呂斯(読み)いしかわのにしごりの ころし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川錦織許呂斯」の解説

石川錦織許呂斯 いしかわのにしごりの-ころし

日本書紀」にみえる人物。
河内(かわち)(大阪府)錦部(にしごり)郡を拠点とした錦織氏のひとりか。仁徳(にんとく)天皇41年,朝廷使節に礼を失して日本におくられてきた百済(くだら)(朝鮮)の王族酒君(さけのきみ)にだまされ,自宅にかくまったという。住吉大神神領山守になったという伝承もある。名は許呂志ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android