デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川錦織許呂斯」の解説 石川錦織許呂斯 いしかわのにしごりの-ころし 「日本書紀」にみえる人物。河内(かわち)(大阪府)錦部(にしごり)郡を拠点とした錦織氏のひとりか。仁徳(にんとく)天皇41年,朝廷の使節に礼を失して日本におくられてきた百済(くだら)(朝鮮)の王族酒君(さけのきみ)にだまされ,自宅にかくまったという。住吉大神の神領の山守になったという伝承もある。名は許呂志ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例