20世紀日本人名事典 「石本 他家男」の解説
石本 他家男
イシモト タケオ
昭和期の実業家 デサント会長。
- 生年
- 明治42(1909)年11月25日
- 没年
- 昭和63(1988)年5月27日
- 出生地
- 石川県石川郡鶴来町
- 学歴〔年〕
- 鶴来高小〔大正13年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 紺綬褒章〔昭和41年〕,発明功績者大阪府知事表彰〔昭和51年〕,全国日本学士会アカデミー賞〔昭和51年〕,勲四等瑞宝章〔昭和55年〕
- 経歴
- 14歳で大阪に丁稚奉公にでる。昭和10年独立。21年5月復員し、大阪でグラブやミットの製造、販売を始める。のちスポーツウェアに進出。36年社名をデサントと改名。ゴルフブームで米国マンシングウエアと提携、テニスブームでビヨン・ボルグのイタリア・フィラ社と提携するなど、スポーツ大衆化の波に乗って急成長した。55年10月会長に退くが、織田潔社長の急死により1年足らずで社長に再任。57年10月会長となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報