石榑北村(読み)いしぐれきたむら

日本歴史地名大系 「石榑北村」の解説

石榑北村
いしぐれきたむら

[現在地名]大安町石榑北・石榑北山いしぐれきたやま

石榑南村の北、りゆうヶ岳(一〇九九・六メートル)山麓集落が分布し、巡見街道が東南端をかすめるように通る。江戸時代を通して桑名藩領。文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳には家数一〇二、人数四六九、牛三七、馬九。鎮守牛頭ごず天王熊野権現・神明宮ほか、寺院専福せんぷく(浄土真宗本願寺派)古城跡に「岡伝内ト申伝申候」などと記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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