石獣(読み)セキジュウ

大辞林 第三版の解説

せきじゅう【石獣】

牛・馬・獅子など獣の形をした大きな石像。特に中国唐・宋代、帝王など貴人の廟びよう・墓の前に守護・装飾のために造られたもの。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せき‐じゅう ‥ジウ【石獣】

〘名〙 中国の帝王・貴人の墓、祖廟、宮殿などの前に守護、装飾として造り設けた獣形の大きな石像。獅子、牛、馬、虎などがある。六朝時代から唐・宋代にかけて盛んであった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の石獣の言及

【石人石獣】より

…中国では古くから,宮殿,祠廟,墳墓などの前に石造の人物や怪獣を配置した。陝西省興平県霍去病(かくきよへい)墓の墳丘をめぐって立てられていた16体の馬,虎,人,猪(ブタ),牛,羊,蝙蝠,魚などを表した石像は,石人石獣のもっとも古い形とされている。だが,前漢の遺例はこのほかになく,後漢代に墓前に立てられた石人石獣が後代につながる形式をとる。…

※「石獣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android