石田元季(読み)いしだ もとすえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田元季」の解説

石田元季 いしだ-もとすえ

1877-1943 明治-昭和時代前期の国文学者
明治10年5月17日生まれ。愛知医大教授,八高講師をつとめ,研究誌「紙魚(しみ)」を主宰する。尾張地方の学者,文人,芸能人研究の草分けのひとりで,昭和15年「俳文学考説」で学士院賞。昭和18年1月9日死去。67歳。京都出身。平安義黌(ぎこう)卒。著作に「千代尼おもかげ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android