20世紀日本人名事典 「石田樹心」の解説 石田 樹心イシダ ジュシン 大正・昭和期の農民運動家 全農中央委員。 生年明治31(1898)年1月6日 没年昭和25(1950)年1月28日 出生地佐賀県三養基郡基山町 学歴〔年〕早稲田大学 経歴早大在学中建設者同盟に参加し、郷里で農民運動をはじめる。大正13年日農三養基郡連合会を結成。14年基山大争議を指導して検挙され、懲役1年2カ月に処せられた。昭和6年全農中央委員となるが、左右の対立があり、左派の立場で活躍する。13年人民戦線事件で検挙され、3年3カ月入獄する。戦後は社会党に入党したが、23年共産党に転じた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田樹心」の解説 石田樹心 いしだ-じゅしん 1898-1950 大正-昭和時代の農民運動家。明治31年1月6日生まれ。早大在学中に建設者同盟にくわわる。大正14年郷里の佐賀県基山(きやま)で重松愛三郎らと小作争議を指導して入獄。昭和6年全農全国会議派の争議部長,全国委員となる。13年人民戦線事件でも入獄。戦後は社会党,のち共産党に転じた。昭和25年1月28日死去。52歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by