デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石野竜山」の解説 石野竜山 いしの-りゅうざん 1862-1936 明治-昭和時代前期の陶芸家。文久2年生まれ。中浜竜淵,垣内雲嶙(うんりん)に絵画を,八田逸山に陶画をまなぶ。明治16年から陶画業をはじめ,九谷焼の緻密(ちみつ)な人物・山水などを得意とした。のち上絵釉(うわえぐすり)で釉下彩とおなじ効果をだす彩料を工夫した。昭和11年3月死去。75歳。加賀(石川県)出身。初名は兵太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例