20世紀日本人名事典 「砂沢クラ」の解説 砂沢 クラスナザワ クラ 昭和期のユーカラ伝承者 生年明治30(1897)年 没年平成2(1990)年9月29日 出生地北海道旭川市近文 学歴〔年〕近文アイヌ学校卒,精華女学校卒 主な受賞名〔年〕北海道文化財保護功労者〔昭和58年〕 経歴近文アイヌ首長の家柄・川村家の長女。近文アイヌ学校卒業後、20歳で雨竜コタンの砂沢友太郎と結婚。50年以上日記を書き続け、アイヌの伝統文化を後世に伝えるために「私の一代の話」を刊行。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「砂沢クラ」の解説 砂沢クラ すなざわ-クラ 1897-1990 昭和時代のアイヌ文化伝承者。明治30年10月27日生まれ。アイヌ語を母語としてそだち,大正7年結婚。英雄叙事詩ユーカラを観光客などを相手に実演し,アイヌ刺繍(ししゅう)や花ござをたくみにつくった。「シ カッケマ(真の淑女)」として敬愛された。昭和58年北海道文化財保護功労者。平成2年9月29日死去。92歳。旧姓は川村。自伝に「ク スクップ オルシペ―私の一代の話」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by