デジタル大辞泉 「砒酸」の意味・読み・例文・類語 ひ‐さん【×砒酸】 砒素または三酸化二砒素を濃硝酸で酸化し濃縮するとできる、無色で潮解性のある結晶。猛毒。水に溶けやすく、弱酸性。砒素剤の原料。化学式H3AsO4 また、五酸化二砒素As2O5をさすこともある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「砒酸」の意味・読み・例文・類語 ひ‐さん【砒酸】 〘 名詞 〙 砒素化合物の一つ。砒素または三酸化二砒素を硝酸で酸化し、濃縮すると析出する無色の結晶。化学式 H3AsO4 毒性があり、水にとけやすい。染料や砒素剤の原料。また、五酸化二砒素 As2O5 をいうこともある。オルト砒酸。[初出の実例]「砒酸規尼〈略〉白色の晶塩なり」(出典:七新薬(1862)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例