硝煙反応(読み)ショウエンハンノウ

デジタル大辞泉 「硝煙反応」の意味・読み・例文・類語

しょうえん‐はんのう〔セウエンハンオウ〕【硝煙反応】

銃を発射した際に手や着衣などに付着した硝煙を検査するために、ジフェニルアミン紫色に発色させるなどの化学反応鑑識法の一つとして犯罪捜査などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「硝煙反応」の意味・読み・例文・類語

しょうえん‐はんのうセウエンハンオウ【硝煙反応】

  1. 〘 名詞 〙 銃を発射した際に手や着衣などに付着した硝煙が、ジフェニルアミンによって紫色に発色するなどの化学反応。犯罪の捜査などに用いる。

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百科事典マイペディア 「硝煙反応」の意味・わかりやすい解説

硝煙反応【しょうえんはんのう】

犯罪鑑識の一つ。銃を発射すると,火薬爆発により二酸化窒素NO2が発生する。このNO2の付着した手や着衣を湿らせ,ジフェニルアミンNH(C6H52を作用させると紫色を呈することによって鑑識する方法

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