硯屏(読み)ケンビョウ

デジタル大辞泉 「硯屏」の意味・読み・例文・類語

けん‐びょう〔‐ビヤウ〕【××屏】

すずりそばに立てて、ちりほこりなどを防ぐ小さな衝立ついたて

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「硯屏」の意味・読み・例文・類語

けん‐びょう‥ビャウ【硯屏・研屏】

  1. 〘 名詞 〙(すずり)のそばに立てて、ほこりなどを防ぐ小さい衝立(ついたて)ふうのもの。青磁・陶・銅・唐木細工など種々のものがある。
    1. [初出の実例]「中務の大輔、硯屏に」(出典:草根集(1473頃)三)
    2. [その他の文献]〔宋徽宗‐宮詞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android