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宮詞(読み)きゅうし(英語表記)gōng cí

世界大百科事典 第2版の解説

きゅうし【宮詞 gōng cí】

中国の詩の一体。七言絶句の形式で宮廷の行事や女官の生活などを優雅に詠ずる。風俗資料としても興味深い。8~9世紀,中唐王建が宮詞100首を作って評判となり,以後ひとつの伝統となった。五代のとき蜀の王妃花蕊(かずい)夫人が,ついで北宋の王珪がやはり宮詞100首を作り,明末に王建と合わせ《三家宮詞》として刊行された(毛晋,汲古閣)。清朝になるとさらにこれを増補した《十家宮詞》(倪燦(げいさん)輯)がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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