硼砂球反応(読み)ほうしゃきゅうはんのう

精選版 日本国語大辞典 「硼砂球反応」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃきゅう‐はんのう ハウシャキウハンオウ【硼砂球反応】

〘名〙 金属定性分析一つ硼砂粉末を白金線につけて炎で溶かしガラス状にする。そのガラス状の溶球に金属の酸化物または塩をつけてともに炎で熱すると金属の種類に特有な色を呈する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「硼砂球反応」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃきゅう‐はんのう〔ハウシヤキウハンオウ〕【×硼砂球反応】

硼砂の粉末を白金線につけて熱し、無色のガラス球を作り、これに金属塩を付着させて再び溶融すると、その金属特有の色が現れる反応。金属の定性分析に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android