碧山(読み)へきざん

精選版 日本国語大辞典 「碧山」の意味・読み・例文・類語

へき‐ざん【碧山】

  1. 〘 名詞 〙 樹木が青々と茂った山。また、青くそびえる山。
    1. [初出の実例]「尋寺寺深秋霧底、碧山重畳路斜分」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)九・秋日遊雲居寺〈藤原基俊〉)
    2. [その他の文献]〔李白‐山中問答詩〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「碧山」の意味・わかりやすい解説

碧山
へきさん / ピーシャン

台湾島北部にある雪山(せつざん)の旧称

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

普及版 字通 「碧山」の読み・字形・画数・意味

【碧山】へきざん

深山。唐・李白山中問答〕詩 余に問ふ何のぞ、碧山に棲むと 笑つて答へず、心自(おのづか)ら閑なり

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