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磁性温度計 じせいおんどけい magnetic thermometer

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世界大百科事典 第2版の解説

じせいおんどけい【磁性温度計 magnetic thermometer】

物質の磁性が温度とともに変化する現象を利用した温度計で,常磁性体の磁化率に着目するもの,核磁気共鳴に着目するものなどがある。前者では,ミョウバン類,例えばCrK(SO4)2・12H2OやCr(CH3NH3)(SO4)2・12H2Oのほか,塩類,例えばCe2Mg3(NO3)12・24H2OやMn(NH4)2(SO4)2・6H2Oが用いられ,その磁化率が熱力学温度にほぼ反比例することに基づき,主として極低温の測定に適用されてきているが,真の熱力学温度を求めるためには,物質の種類,試料の性質の方向依存性などについての考慮が必要とされる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の磁性温度計の言及

【温度計】より


【温度計の種類と利用方法】
 前述のように,温度計はまず接触方式のものと非接触方式のものとに大別されるが,現今広く利用されている温度計をここで2方式に区分し,それぞれに属する実用的な温度計の種類および使用温度範囲の概略を示せば,表1のようになる。 これらのほか学術上で重視されるものとして,熱力学的温度の測定に利用される気体温度計,熱雑音温度計,極低温領域の測定に利用される磁性温度計がある。なお,特殊な目的や原理に関係するものとして,表面温度計示温塗料(サーモカラー),ゼーゲルコーン,カタ温度計,最高最低温度計,二色温度計(〈高温計〉の項目を参照),体温計などがある。…

※「磁性温度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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