磁気圏プラズマ(読み)じきけんプラズマ(その他表記)magnetospheric plasma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「磁気圏プラズマ」の意味・わかりやすい解説

磁気圏プラズマ
じきけんプラズマ
magnetospheric plasma

磁気圏を満たしている水素,ヘリウムなどのプラズマ粒子。温度は 103~105K でプラズマ粒子密度は地上 1000km 付近で 104/cm3 程度であるが,高度が増すにつれ粒子数は減少する。磁気圏プラズマの存在は磁気圏内を磁力線に沿って遠距離まで伝わる電放電による電波についてのストーリーによる研究 (1953) によって明らかにされた。現在ではロケットや科学衛星によって磁気圏プラズマが直接に測定されるようになっている。磁気圏プラズマと太陽風との相互作用,地球磁場 (→地磁気 ) との相互作用などは高層大気物理学の主要な問題となっている。

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