磊磊落落(読み)ライライラクラク

デジタル大辞泉 「磊磊落落」の意味・読み・例文・類語

らいらい‐らくらく【××磊落落】

[ト・タル][文][形動タリ]《「磊落らいらく」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて磊落なさま。
「酒も飲みたくば飲め、男子は須らく―と身を持ちたいから」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「磊磊落落」の意味・読み・例文・類語

らいらい‐らくらく【磊磊落落】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「らいらく」を強めていう語 )
  2. らいらく(磊落)
  3. らいらく(磊落)
    1. [初出の実例]「磊々 ライライラクラクト シタ ココロヲ トリガタイ」(出典:交隣須知(18C中か)四)
    2. [その他の文献]〔晉書‐石勒載記〕
  4. らいらく(磊落)
    1. [初出の実例]「雪磯有柳復有石。磊磊落落如圭壁」(出典:天柱集(1348頃)雪鷺)

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四字熟語を知る辞典 「磊磊落落」の解説

磊磊落落

度量が広く、小事にこだわらないこと。

[使用例] 酒も飲みたくば飲め、男子はすべからく磊磊落落と身を持ちたいから[内田魯庵*社会百面相|1902]

[解説] 「磊落」の「磊」と「落」をそれぞれ重ねて強調した表現

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