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社会統計 しゃかいとうけいsocial statistics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

社会統計
しゃかいとうけい
social statistics

社会関係社会現象における合法則性を量的にとらえ,統計化するもの。歴史的にはドイツ社会統計学派から始っている。社会統計が社会関係なり社会現象を扱うかぎり,社会の本質理解に役立たなければならない。それゆえ,今日社会学者が一般にこの社会統計を使用するときには,次の4つのいずれかの目的をもっている。 (1) ある特定特質を空間的に数えることによって,その範囲を発見する目的。 (2) ある特定の特質が時間的に一定間隔をおいて起ることを比較考察することによって,その傾向や方向を発見する目的。 (3) ある特定の特質を地域的に比較考察することによって,その分布状態を発見する目的。 (4) ある特定の特質が,時間的,周期的ないしは集中的に発生する頻度を測定する目的,あるいはそれらの複合的な目的。また社会統計においては,単位として適合性,明瞭性,測定可能性,比較可能性の4つの条件が必要とされている。典型的には人間の態度測定や社会的距離測定,あるいは集団の人間関係を把握するソシオメトリックスなどに利用されている。

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デジタル大辞泉の解説

しゃかい‐とうけい〔シヤクワイ‐〕【社会統計】

社会現象に関する統計。人口統計経済統計・文化統計など。

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大辞林 第三版の解説

しゃかいとうけい【社会統計】

社会的現象に関する統計。人口統計・経済統計など。

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世界大百科事典内の社会統計の言及

【社会生活統計指標】より

…近年経済面やこれを取り巻く環境の変化は著しく,国民の価値観も経済成長から福祉へ,国民生活も量的拡大から質的充実へと変化し,多様化してきた。これに伴い従来の経済統計に加えて社会統計に対する需要も高まり,広範な地域別情報の体系的拡充と整備が必要となってきた。この社会統計整備の必要性は世界各国でも急速に広まり,1960年代終りころから国連では新SNA(1968年に改訂された国民経済計算の方式)との連結を目ざして社会・人口統計の体系化について論議が行われている。…

※「社会統計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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