社壇(読み)シャダン

デジタル大辞泉 「社壇」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐だん【社壇】

神を祭ってある所。社殿
中国で、土地の神を祭る祭壇として土を盛り、上を平らにした所。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「社壇」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐だん【社壇】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古代中国で、土地の神をまつる壇場として、土を盛りあげ上を平らにしたところ。→社稷(しゃしょく)。〔新唐書‐礼楽志・六〕
  3. 神をまつったところ。やしろ。社殿。神殿
    1. [初出の実例]「晴沙岸上暮江千、鬱々林蘿陰社壇」(出典:本朝麗藻(1010か)下・海浜神祠〈藤原為時〉)
    2. 「忽に三所和光の社壇を拝す」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「社壇」の読み・字形・画数・意味

【社壇】しやだん

社の祭壇。

字通「社」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android